昭和60年 当時の厳しい経験が、今、我々の生活の支えに

大学時代の想い出

昭和61年卒

中本 増充

まず、写真1枚目同期7名です。左上から、

芳川仁志(福岡県 築城西高校)82kg級

栗原芳智(群馬県 館林高校)74kg級、

主将 川上康久(福岡県八幡大付属)100超kg級

向原英一(大阪府高石高校)68kg級

下段左から 大川已知男(群馬県渋川高校)52kg級

小田善光(富山県高岡商高校)57kg級

中本増充(福岡県豊津高校)68kg級、

東日本学連、以上の7名です。

卒業して17年が経過しようとしています。大学時代を振り返ると、私たちは本当にすばらしい経験をしてきました。普通の学生では体験できない事、色々な事が思い出されてきます。 やはり最初に思い出されるのは、一番つらい1年の時の事ではないかと思います。合宿所での1年生が交代で行う食当。練習も授業も休み、朝の掃除とごみ捨てから始まり、朝食の準備、背の郵便物、銀行そして、夕食の買い出し。皆が練習から帰るまでに3品のおかずとキャベツの千切り、味噌汁をつくる。 又、思い出すのは、試合までの減量とか、試合後の納会で吐きながら ビール、酒を飲まされた事。 練習では、夏の合宿。さまざまな場所でありましたが、秋田商高校や奈良県、千葉県の誉田農場、いずれもきつかった。しかし夏合宿もきつかったが、特に2月、3月の長期キャンプは地獄でしたね。 本当に厳しい経験が、今、我々の生活の支えになっています。 もう1枚は明大レスリング部創立50周年の記念で行われた、南米のベネズエラ、コロンビア遠征の写真です。 笠原教授を中心に田部井監督と2週間くらいだったと思いますが、ロサンゼルスからマイアミ経由で南米に入りました。2日がかりです。 ベネズエラでは阿久津先輩にもお会いし、自宅で奥様の料理をご馳走になったと記憶しています。 このようなすばらしい経験をさせていただいて、大学時代にお世話になった笠原教授、田部井監督、多賀コーチ(当時)、又、先輩方に感謝の気持ちで一杯です。 明大レスリング魂で、今も心では、俺は明大レスリングOBだと思いながら、大分の田舎で仕事に励んでいます。